2006年12月18日

韓国が歴史を直視しない理由。「朝日VS.産経 ソウル発 どうなる朝鮮半島」を読む。

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 「朝日VS.産経 ソウル発 どうなる朝鮮半島 黒田勝弘 市川速水」 (朝日新書)を読んだ。以下同書「対論」から

黒田 何が問題かというと、彼らは過去の日本統治時代を日本との敵対関係だととらえているわけでしょ。日本と戦った抵抗史観、日本は敵だったという敵対史観ですね。ある観点からはそういう見方も可能だが、実態はそうではなかったんじゃないかというのが僕の批判ですね。だから、日本人として、かつて日本国のために尽くしてくれた韓国人に対して日本国家としてやっぱり「ありがとうございました」と意思表示をしなければいけない、何かしてあげたいというのがあるわけです。しかし、それを書いたら抗議されたんです。“協力”がけしからんというわけです。だから僕は必ずしも“過去切り捨て論”じゃない。
・・・略・・・
市川 軍人、軍属が韓国で解放後、声をあげられないのは、日本への協力者とみなされ、糾弾される恐れがあるから。日本的なもの、日本に協力してきたもの、それを見て見ぬふりをするか、沈黙を守り続けるか、汚れた歴史とするか、そういうふうに、戦後の韓国が自分たちの歴史をあくまで、表面的に、誤謬のない歴史観としてしまったのは問題です。
・・・略・・・
黒田 では、彼らに対してちゃんと感謝と慰労をすべきだという僕の主張に、彼らがなぜ反対したかというと、自分たちは日本軍に協力したんじゃない、みんな強制的に連れていかれたんだと。嫌々ながら応じさせられたのであって、協力したんじゃないんだ彼らは強調したいわけですね。だから僕が、日本のために協力してくれてありがとう、感謝、慰労したいと言うと、それは断固、拒否するという。反省と謝罪に基づく補償でなければだめだというわけです。・・・略・・・。
市川 韓国の人には、日本人とか黒田記者から感謝されたくない、というメンタリティがある。でも、この問題に関していえば、僕も黒田さんと基本的に同じ主張です。あのとき、日本は独立したのをいいことに、1952年に朝鮮半島の人たちの国籍を剥奪した。しばらくたってから韓国籍を選びたい人は選べ、と。そうでないと朝鮮籍のままになった。そうやって、本人たちの意図とは無関係に最初は日韓併合で朝鮮人から日本人にさせられ、いつのまにか日本籍を剥奪される。日本人と同じ戦争に行って同じ危険な目にあったのに、日本人と同じ補償を受けられない。そこを黒田さんは救うべきだっておっしゃるけど、一方では韓国は反日になって、日本からお恵みなんか受けたくない、受けた人を攻撃するという風潮になっていった。・・・略・・・
・・・略・・・
黒田・・・略・・・
 だから、今の韓国人の歴史観は日本統治時代を敵対史観によって日本をまるで交戦国のようにしてしまっていますが、それは日本からするとおかしい。日本からすると協力しあってたと思っていたのに、解放後の双方の歴史認識にすれ違いが出て軋轢がおきているわけです。どっちが正しいのか。韓国が「日本と戦争していた」と思いたい気持ちはわかるが、歴史的事実としては必ずしもそうではない。・・・略・・・朝日新聞や市川記者は、日本統治時代、いわゆる日帝時代をどう解釈するか。日本人としてどう考え評価するか。植民地支配を正当化しようとは思わないけれど、ただ、日本統治下で起きたことについては朝日新聞が贖罪史観一辺倒で伝えようとしていることには同意できないですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 新書のニューフェイスである朝日新聞社の朝日新書による企画だが、決して産経新聞を無闇に批判したり朝日新聞の擁護に力をいれているわけではないという意味でも、途中でひっかかることもあまりなく読むことができた。
 韓国では「極右」とされ、日本では「達韓派」と言われる黒田記者だが、同氏の韓国に対する発言は全編を通じて大変説得力があり、氏が大変な愛情を持って韓国を語っているという意味でも、改めて氏の「親韓派」ぶりが浮き彫りになった一冊でもある。
 氏の発言を読んでいくと、戦後「戦勝国」や「戦勝国民」になりたがった韓国や韓国民は、実際は大東亜戦争で日本人として苦楽を共にした敗戦国日本国そして日本国民の一部でもあり、韓国が民族として国家として生き残るためには、そうした事実をねじ曲げて戦後出発せざるをえなかったことが、すなわち日本と戦った抵抗史観、日本は敵だったという敵対史観を国家の出発点にせざるをえなかったことこそが、現在の日本と韓国との確執を生んでいる大きな原因であることが分かる。
 何かと批判される韓国だが、少しだけ韓国が戦前の歴史をしっかりと見つめたくない気持ちが分かる一冊でもある。

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